2024.09.02
企業の新常識!SDGs推進につながるサスティナブルなオフィスリフォームとは

現代のビジネス環境において、持続可能性を考慮した企業活動はもはや選択肢ではなく、必要不可欠な要素となっています。企業が持続可能な未来を目指す中で、オフィス環境の見直しはその一環として重要なテーマです。特に、SDGs(持続可能な開発目標)を意識したサスティナブルなオフィスリフォームは、環境への負荷を軽減するだけでなく、従業員の働きやすさや企業のイメージ向上にも寄与します。

今回は、SDGsの観点から、オフィスリフォームにおける具体的な取り組みや導入例を紹介し、持続可能なオフィスづくりを進めるためのポイントをご紹介します。株式会社ナズロが培ってきた豊富なオフィスリフォームの実績を踏まえて、サスティナブルなオフィスリフォームの提案・施工についてご案内します。

 

目次

    SDGsとサスティナブルなオフィスリフォームの関係

    SDGsは、国連が2015年に採択した17の持続可能な開発目標で、地球規模での課題解決を目指す指針です。この中で、企業が果たすべき役割として「環境保全」「社会的平等」「経済成長」のバランスを取ることが求められています。オフィスリフォームは、これらの目標達成に直接的・間接的に寄与することができる重要な施策です。

    例えば、環境保全の観点では、エネルギー効率の向上や廃棄物削減が求められます。社会的平等においては、ジェンダー平等の実現や、多様な従業員が快適に働ける環境の提供が焦点となります。また、経済成長においては、働きやすい環境を整えることで、従業員の生産性を向上させ、企業の競争力を高めることが期待されます。

     

     

    環境負荷低減につながるオフィス家具・備品のセレクト

    環境に配慮したオフィス家具や備品の選定は、サスティナブルなオフィスづくりの基本です。一例としては以下のような取り組みが考えられます。

    リサイクル素材を使用した家具の導入

    リサイクル素材を使用した家具は、廃棄物を削減し、資源の有効活用を促進します。たとえば、再生プラスチックやリサイクルウッドを使用したデスクやチェアを導入することで、環境への負荷を軽減することができます。また、リサイクル素材の家具は、耐久性が高く、長期間使用できるため、コストパフォーマンスにも優れています。
    ナズロではオフィス家具業界トップのIRIS CHITOSE(アイリスチトセ)と提携し、サスティナブルの観点から開発された各種製品のご提供が可能です。

    >>海洋プラゴミから生まれた椅子/IRIS CHITOSE

     

    エネルギー効率の高いオフィス機器の選定

    エネルギー消費量の少ないオフィス機器の導入も、環境負荷を低減する重要なポイントです。LED照明や省エネ型のプリンター、PCを選定することで、オフィス全体のエネルギー使用量を削減できます。さらに、これらの機器をスマート管理システムと連動させることで、エネルギー消費の最適化を図ることが可能です。

     

     

    ローカルプロダクトの活用

    地域で生産された家具や備品を選ぶことで、輸送にかかるCO2排出を抑えることができます。また、地元産業の活性化にも貢献でき、地域経済の発展にも寄与します。ナズロでは、地元の工房やメーカーとも提携し、地域資源を活用したサスティナブルなリフォームを推進しています。

     

     

    不要物の社内シェアリングスペースの設置

    オフィスの不要物を無駄にしないために、シェアリングエリアを設置することが有効です。不要になった家具や備品を社内で共有することで、廃棄物の削減と資源の有効活用が実現します。従業員が不要な物品を共有できるスペースを設けることで、資源の無駄遣いを防ぐとともに、企業文化の向上やコミュニケーション強化にも寄与します。このような取り組みは、SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」にも貢献します。

     

     

    ジェンダー不平等のない設備の導入

    持続可能な社会を目指す中で、ジェンダー平等は重要な課題です。オフィス環境においても、ジェンダー不平等をなくすための設備の導入が求められています。特に、トイレや更衣室などの共用スペースの見直しは急務です。

     

     

    ジェンダーフリーのトイレ設計

    ジェンダーフリーのトイレは、すべての従業員が快適に利用できるように設計されています。ナズロでは、個室化されたトイレや、多機能トイレの設置が可能です。また、トイレ内にベビーチェンジングスペースを設置することで、育児中の従業員も安心して利用できる環境を整えることもできます。

     

    更衣室の多様性への対応

    更衣室においても、ジェンダーに配慮した設計が重要です。特に、男女問わず利用できるプライバシーが保たれた更衣室の設置は、従業員の多様なニーズに応えるものです。さらに、企業内でのジェンダー平等推進の象徴として、こうした設備の導入は大きな意義を持つと考えられます。

     

     

     

    水の節約・効率化を図る水回り設備

    水資源の保護は、SDGsの目標6「安全な水とトイレを世界中に」に直結する重要な課題です。オフィスリフォームにおいても、効率的な水の利用を実現するための設備導入が求められます。

     

    節水型トイレの導入

    節水型トイレは、水の使用量を大幅に削減できる設備の一つです。特に、自動洗浄機能や二段階洗浄機能を備えたトイレは、使用時の水量を最小限に抑えることができます。ナズロでは、こうした最新技術を取り入れた水回り設備の提案・施工を行っています。

    自動水栓や省エネ型給湯器の導入

    自動水栓や省エネ型給湯器は、無駄な水の流出を防ぐだけでなく、エネルギー消費の削減にも貢献します。これらの設備を導入することで、オフィス全体の水・エネルギー使用量を効率的に管理できるようになります。また、従業員の利便性も向上し、快適なオフィス環境が実現します。

     

     

     

    グリーンオフィスの推進

    グリーンオフィスとは、植物や自然素材を活用した環境に優しいオフィスデザインを指します。植物を取り入れたオフィスは、空気の浄化や心理的なリラックス効果をもたらし、従業員の健康や生産性向上に繋がります。

     

    植物を活用したオフィスデザイン

    オフィス内に植物を配置することで、自然との共生を感じさせる空間が生まれます。ナズロでは、オフィスレイアウトに合わせた植物の配置や、グリーンウォールの設置を提案しています。これにより、従業員のストレス軽減や集中力の向上が期待できます。

    自然光を最大限活用する設計

    自然光を取り入れることで、エネルギー消費を抑えるだけでなく、従業員の健康にも良い影響を与えます。ナズロでは、窓の配置やブラインドの設置方法を工夫し、自然光を効果的に取り入れたオフィス設計を行います。また、光環境の最適化は、従業員の作業効率向上にも寄与します。

     

     

     

    まとめ:ナズロの提案・施工力

    SDGsに対応したサスティナブルなオフィスリフォームは、企業の持続可能な成長を支える重要な要素です。環境への配慮、社会的責任の遂行、経済的な利益の追求がバランス良く組み合わされたオフィス環境は、従業員の満足度向上や企業の競争力強化にも繋がります。

    株式会社ナズロは、長年にわたりオフィスリフォームを手掛け、多様な業態での実績を積み重ねてきました。その経験とノウハウを活かし、未来に向けて、企業のSDGs達成に向けたサスティナブルなオフィスリフォームを提案・施工いたします。

    ナズロのリフォーム提案は、単に設備を新しくするだけでなく、企業の経営方針や従業員の働きやすさを考慮した、包括的なソリューションを提供します。エネルギー効率の改善、廃棄物削減、ジェンダー平等の促進など、あらゆる側面から持続可能なオフィス環境を実現します。
    また、ナズロは中四国地方を中心に、九州地方に至る広範なエリアでのリフォーム実績を持ち、地域の特性やニーズに応じたカスタマイズ提案が可能です。地域に密着したサービスを提供し、地元企業との連携を強化することで、地域経済の発展にも貢献します。

     

     

     

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